PTSDは、事故、災害、暴力、虐待など命の危険を感じる体験後に、強い恐怖や不安が長く続く病気です。トラウマ体験を思い出すことで日常生活に大きな支障が出ます。
当てはまる症状
こんな症状はありませんか?
- 体験を繰り返し思い出す(フラッシュバック)
- 悪夢を見る
- 関連する場所や話題を避ける
- 過剰な警戒心や驚きやすさ
原因・背景
外傷体験による脳のストレス反応が長く続くことで起こります。
治療方法
- トラウマ焦点化認知行動療法(TF-CBT)
- 薬物療法(抗うつ薬など)
- EMDR(眼球運動による脱感作再処理法)
- 持続エクスポージャー法(PE)
回復までの経過
安全な環境で徐々に症状の軽減を目指します。治療には時間がかかる場合もあります。
受診のきっかけ例
「こんなときはご相談ください」
- 過去の出来事が忘れられずつらい
- 関連する状況を避けて生活している
家族・周囲の方へのアドバイス
- トラウマ体験を無理に話させず、安心感を与えるようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
-
自然に治りますか?
-
軽症の場合は改善することもありますが、多くは治療が必要です。
当院でできること
診断、薬物療法、家族支援。

気分の波は、自分だけでコントロールするのが難しい場合があります。
気になる症状があるときは、一人で抱え込まずご相談ください。
