不眠症は、「眠れない」「眠りが浅い」「途中で目が覚める」などの睡眠の問題が続き、日中の活動や健康に影響を及ぼす状態です。一時的なストレスによる短期的な不眠から、数か月以上続く慢性的な不眠まで様々です。

当てはまる症状

こんな症状はありませんか?

  • 夜なかなか寝つけない(入眠困難)
  • 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
  • 朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
  • 眠りが浅く熟睡感がない

原因・背景

 ストレスや生活習慣、環境要因、精神的要因(うつ病・不安障害など)、身体的要因(痛み・かゆみなど)が関与します。

治療方法

  • 生活習慣の改善(睡眠衛生指導)
  • 認知行動療法
  • 薬物療法(睡眠薬など、必要時のみ)

回復までの経過

 生活習慣と心理的要因を整えることで改善が期待できます。

受診のきっかけ例

「こんなときはご相談ください」

  • 不眠が2週間以上続いている
  • 日中の活動や集中力に支障が出ている

家族・周囲の方へのアドバイス

  • 睡眠を妨げない環境づくりや生活リズムのサポートが大切です。

よくある質問(FAQ)

睡眠薬は依存しませんか?

 医師の管理のもとで適切に使用すれば依存のリスクは低く、必要に応じて減量・中止可能です。また依存性の低い睡眠薬を選択することも可能です。

当院でできること

 診断、生活指導、認知行動療法、薬物療法。

気分の波は、自分だけでコントロールするのが難しい場合があります。
気になる症状があるときは、一人で抱え込まずご相談ください。