概日リズム睡眠障害は、体内時計のリズムと実際の生活リズムがずれてしまい、社会生活や学業に支障をきたす睡眠障害です。

当てはまる症状

こんな症状はありませんか?

  • 夜遅くまで眠れず、朝起きられない(睡眠相後退症候群)
  • 極端に早寝早起きになってしまう(睡眠相前進症候群)
  • 昼夜逆転の生活が続く
  • 海外旅行後の時差ぼけが長引く

原因・背景

 体内時計の働きの変化、生活習慣の乱れ、光の浴び方、遺伝的要因が影響します。

治療方法

  • 光療法(朝に強い光を浴びる)
  • 睡眠・起床時間の段階的調整
  • 薬物療法(メラトニンなど)

回復までの経過

 数週間〜数か月かけて生活リズムを整えます。本人の努力と環境調整が重要です。

受診のきっかけ例

「こんなときはご相談ください」

  • 朝起きられず学校や仕事に遅刻する
  • 社会生活と睡眠リズムが合わない

家族・周囲の方へのアドバイス

  • 光の浴び方や生活リズムの調整を一緒に行いましょう。

よくある質問(FAQ)

自然に治ることはありますか?

 一時的に改善することもありますが、生活習慣や環境調整が不可欠です。

当院でできること

 診断、光療法指導、生活リズム改善のサポート、薬物療法。

気分の波は、自分だけでコントロールするのが難しい場合があります。
気になる症状があるときは、一人で抱え込まずご相談ください。