ADHDは、不注意(集中できない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考える前に行動してしまう)などの特徴が見られる発達障害です。症状は子どもから大人まで続く場合があります。

当てはまる症状

こんな症状はありませんか?

  • 忘れ物やうっかりミスが多い
  • 作業や勉強に集中できない
  • じっとしていられない
  • 話を最後まで聞かずに行動してしまう

原因・背景

 脳内の神経伝達物質の働きの特性が関係しています。育て方や怠けではありません。

治療方法

  • 薬物療法(中枢神経刺激薬、非刺激薬)
  • 行動療法や生活環境の調整
  • 支援機関との連携

回復までの経過

 適切な環境調整と治療により、日常生活や仕事・学業での困難が減少します。

受診のきっかけ例

「こんなときはご相談ください」

  • 集中できず、学校や仕事でのミスが多い
  • 落ち着きがなく注意を受けることが多い

家族・周囲の方へのアドバイス

  • 特性を理解し、生活習慣や環境を整えるサポートをする。

よくある質問(FAQ)

大人のADHDもありますか?

 あります。子どもの頃から特性はありますが、大人になって初めて気づくケースもあります。

当院でできること

 診断、薬物療法、行動療法、生活環境調整の提案。

気分の波は、自分だけでコントロールするのが難しい場合があります。
気になる症状があるときは、一人で抱え込まずご相談ください。