レビー小体型認知症は、脳内に「レビー小体」という異常なたんぱく質が蓄積することで起こります。認知症症状に加えて幻視やパーキンソン症状が特徴です。

当てはまる症状

こんな症状はありませんか?

  • はっきりした幻視(実際にはいない人や物が見える)
  • 手足のふるえや動作の遅さ
  • 日によって認知機能が変動する

原因・背景

 神経細胞内にレビー小体が蓄積することが直接の原因です。

治療方法

  • 薬物療法(コリンエステラーゼ阻害薬など)
  • パーキンソン症状への対応
  • 環境調整と安全対策

回復までの経過

 進行性ですが、症状のコントロールと生活の質の維持が可能です。

受診のきっかけ例

「こんなときはご相談ください」

  • 幻視がある
  • 動作が遅くなった

家族・周囲の方へのアドバイス

  • 幻視を否定せず、安全を確保しましょう。

よくある質問(FAQ)

アルツハイマー型との違いは?

 幻視や運動症状の有無が特徴的な違いです。

当院でできること

 診断、薬物療法、生活指導、家族支援。

気分の波は、自分だけでコントロールするのが難しい場合があります。
気になる症状があるときは、一人で抱え込まずご相談ください。